ケーススタディでは、カリフォルニア州南部の12のメディカルセンターから2,362名の被験者を登録した。結果、施設ベース心臓リハビリテーションの完了率の全米平均が50%未満であるのに対し、被験者の87%にあたる1,880名がプログラムを完了した。またリハビリテーション完了後30日以内の心疾患症状による再入院率の全米平均が10~15%であるのに対し、在宅プログラムの被験者における再入院率は2%未満だった。研究結果は8月28日付New England Journal of Medicine (NEJM) Catalystに掲載された。良好な結果を受けてKaiserは、カリフォルニア州南部以外の地域でも在宅心臓リハビリテーション・プログラムを展開することを検討中だ。