2019/10/22

米国eHealthジャーナル 第6号

Mayo Clinic、Googleと提携

Google, Mayo Clinic, 診断・検査・予測, ジャーナル第06号

 
 

ヘルスケアのデリバリーやイノベーションの加速を目指す

非営利アカデミック医療センターの
Mayo ClinicとGoogleは9月10日、Googleのクラウドサービスとデータ解析、機械学習、AIといったデジタル技術を活用し、ヘルスケアのデリバリーやイノベーションの加速を目指す10年間の戦略的提携契約を締結したと発表した。

GoogleはMayo Clinicの本拠地であるミネソタ州ロチェスターにオフィスを新設し、Mayo Clinicの研究者や医師、情報技術スタッフ、データ科学者らとヘルスケア分野の問題解決で協力する。

「全ての患者に最適のケアを提供するというMayo Clinicのミッション達成に向け、Googleが協力できることを光栄に思う。

ヘルスケアは、今後10年で技術によって大きな変容がもたらされる最も重要な領域の1つであり、Googleの主要な投資分野でもある」とGoogleのCEOであるSundar Pichai氏は述べた。

Mayo Clinicは、AIによるデジタル診断が可能なバーチャルケアの開発を進めるほか、医学研究にGoogleの技術を活用する。

両者は重篤で複雑な疾患の機械学習モデルの構築にも取り組み、最終的に提携から開発された疾患モデルやソリューションを世界のヘルスケア・コミュニティと共有したい考えだ。

 

 

(了)


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