2019/11/12
米国eHealthジャーナル 第7号
Mightier、MGTから25万ドルを調達
VC投資・M&A・決算, ジャーナル第07号, 精神疾患, デジタルセラピューティクス, Mightier
小児ADHD治療用ゲーム Mightierは「感情をコントロールして心を落ち着かせる」スキルを養う25種類以上のゲームを提供している。ウェアラブル・リストバンドが心拍数をモニタリングして、ゲーム中に起こるユーザーの感情の起伏を「見える化」する仕組みだ。
心拍数が高くなるとゲームの難易度が上がっていく。心拍数が早いことを表す「赤」から平常時の「青」に戻すため、例えば一息おいて深呼吸してからゲームを再開する、といったスキルを、訓練により会得することが可能だという。 Mightierではサブスクリプションモデルを採用している。初期費用として必要となる99ドルの他に、ユーザーはサービスの内容に応じて月あたり19~35ドルを支払う。 Mightierによると新作のゲームが追加されてゆくため、子供がゲームに飽きることはないという。 小児のADHDの治療のためにビデオゲームを用いるというアイデアには人気がある。 ニュージャージー州拠点の専門子供病院であるChildren’s Specialized Hospitalは2019年8月、特定のヘルスケアニーズを抱える子供のためにソリューション開発を行う同病院傘下CDID(Center for Discovery, Innovation and Development)と、ADHDの子供のためのビデオゲーム「ATENTIVmynd」の開発メーカー、ATENTIVが提携したことを発表した。 (了) |
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