Voro、シード資金として250万ドルを調達

信頼できる医師を探し出すためのSNSサービスを手掛ける、ニューヨーク拠点のVoroは9月19日、シード投資ラウンドにおいて250万ドルを調達したと発表した。

誰もが信頼できる医療を受けられるように、友人･知人、同僚やコミュニティーグループからの評判を確認し、医師の専門分野、加入する保険プラン、居住地などの条件で絞り込んだ適切な医療従事者を検索できる。更には同社がコンシェルジュとして、予約を無料代行する。ニューヨーク市を中心に数万人のユーザーを既に有している。
 

今回の資金調達はFloodgateが主導し、スタートアップ企業の創業者や経営者が個人投資家として参加した。個人投資家の中には、ソーシャル決済アプリのTiltの創業者、スポットコンサルのGerson Lehmanの共同創業者、その他ヘルスケアスタートアップの創業者やVC創立メンバーなどが含まれる。

Floodgateのパートナーで、Twitter、Lyftなどの著名スタートアップに早いラウンドからかかわってきた著名な投資家でもあるMike Maples氏は、「Voroはコミュニティとネットワーク効果の力を借りて、消費者第一主義をヘルスケアにもたらそうとしている」と人々の健康管理を改善していく期待感を表明している。