2019/07/09
米国eHealthジャーナル試読版
PathAI、シリーズB投資ラウンドで6,000万ドル調達
デジタル病理学による診断支援
マサチューセッツ州ボストン拠点のPathAIは4月17日、General Atlanticが率いるシリーズB投資ラウンドで6,000万ドルを調達したと発表した。
PathAIは、機械学習を利用した医療画像の分析で、医師が、癌やその他の疾病の診断をより迅速かつ正確に行うのを支援する。同社の技術は、新規治療薬の奏効が見込まれる患者の同定にも利用が可能で、個別化医療の展開を促進させることが期待される。
製薬企業による新薬の開発にも役立つことから、すでにBristol-Myers Squibb や NovartisはPathAIと提携関係にある。PathAIと同様のデジタル病理学プラットフォームを擁する企業には、Paige.AIやDeep Lensがある。
Paige.AIは2018年2月にシリーズA投資ラウンドで2,500万ドルを調達した。Deep Lensは4月9日にシリーズA投資ラウンドで1,400万ドルを調達したことを発表したばかり。
(了)
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