2019/08/13

米国eHealthジャーナル 第1号

Apple、Apple Watch向けの最新OSを発表

ウェルネス・運動療法, ジャーナル第01号, ウェアラブル, Apple

 
 

ヘルスケア関連機能が大きく拡大

Appleは6月3日、カリフォルニア州サンノゼで6月3~7日に開催された「2019 Apple Worldwide Developers Conference」において、Apple Watch向けの最新OSである「watchOS 6」を発表した。事前の報道どおり同OSでは、Apple Watch専用のApp Storeが導入された。また最新アプリにより、Apple Watchのヘルスケア関連機能が大きく拡大されたことが明らかになった。

新しく導入されたアプリは、月経周期を記録する「Cycle Tracking」と、耳の健康を守るノイズ対策用の「Hearing Health」だ。
Hearing Healthは、スポーツイベントやコンサート、工事現場など、周囲の音の大きさが気になる場所へ行くと、Apple Watch内蔵のマイクが周囲の音を拾って、90デシベルを超えた時点でユーザに通知する。世界保健機関(WHO)によると、90デシベルを超える音を週に4時間以上聞くと、聴覚に悪影響が及ぶ恐れがある。

また、日々のアクティビティをトラッキングするアプリ、「Activity」に新たな機能として「Trend」が加わり、ユーザが自身のアクティビティの傾向をより長いスパンで把握するのを可能にしている。Trendは、直近90日間のアクティビティと同365日間のアクティビティを比較するもので、より長期間に渡ってApple Watchのトラッキング機能を使っているユーザに最も恩恵を与える仕組みとなっている。

 

(出典)Apple
(了)


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