2019/06/25

米国eHealthジャーナル試読版

Children’s of Alabama、遠隔モニタリングでLocus Health と提携

提携, 疾病管理・患者モニタリング, ベビーテック

退院後のハイリスク乳児の在宅モニタリング

子供病院として米国第三位の規模を誇るChildren’s of Alabamaは3月1日、退院後の患者の遠隔モニタリングを目的としてLocus Healthと提携したと発表した。

Locus Healthは遠隔患者モニタリング技術に特化するバージニア州拠点の企業。

Locus Healthの技術は、University of Virginia Health Systemから生まれたもので、Children’s of Alabamaのほかに、Lurie Children’s Hospital、Dallas Children’s、Riley Hospital for Childrenといった主要な子供病院で採用されている。

Locus Healthの遠隔モニタリングプログラムは、退院後の患者の救急医療利用を40%削減するとともに、新生児が新生児集中治療室(NICU)で過ごす日数を削減するエビデンスを有する。

Children’s of Alabamaでのプログラムは、複雑な心臓欠陥が認められる乳児を対象としており、アプリを利用することで両親がケアチームとつながるのを24時間体制で支援する。

また、アプリに含まれるツールは、危機的な状況に陥る前に、乳児の体調に変化が起きていることを両親が認識するのを支援する。

(了)


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